新潟から盛岡へ向かう道中で出会った東北の味。
その土地でしか味わえないグルメが、旅の記憶を彩ってくれました。
以下は、当時の旅日記(2017.10)からの引用です。
そして今の私からの、ひとこと感想も添えています。
福島県・宮古そば街道
新潟から国道49号を東へ進み、途中で459号に逸れて山道を走ると「宮古そば街道」の旗が立ち並んでいました。
晩御飯は喜多方ラーメンと決めていたけれど、「今食べ逃したら一生後悔する!」そう思って立ち寄った一皿です。
2017-10-10 14:28:28
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きのこ園から国道49号東へ。
途中なんとなく459号に逸れると、くねくね山道に。こういう道を好き!
紅葉してます。
道沿いにたまに出てくる宮古そば街道とのぼり。気になる。30分ほど走ると、お蕎麦屋さんが沢山あるところにでました。
滝の音がして癒される。宮古そば 権三郎
そば 700円を注文
水蕎麦を頂く。
蕎麦についてる水が甘い。
蕎麦を麺つゆではなく、水につけてひたすら食べる。
噛んだらじんわりと蕎麦の香りと風味がして美味しい。つゆいらない。水蕎麦旨い。
山葵を口に含んで、水蕎麦を啜るとまた旨い。
日本酒が呑みたくなってきた。オマケでつけてくれた、刺身こんにゃく。
凄く柔らかくて、わらび餅みたい!
こんにゃくの香りがするわらび餅って感じだった。
これも感動。今、身体にある水すべて
この甘くて綺麗な水になるまで
デトックスしたい。
👉 今振り返っても、「水の美味しさ」をこんなに強烈に感じた蕎麦は他にないです。あのとき立ち寄って正解でした。また行きたいなぁ。
福島県・喜多方ラーメン
水蕎麦に感動したあと、車を走らせて喜多方へ。
街の至るところにラーメン店が並び、どこに入るか迷うほどでした。
2017-10-10 22:49:38
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宮古そば街道からどの位走ったかなー。
やっと、着いた!
念願の喜多方ラーメン!食べログ評価の高い有名店は閉まってた。
ラーメン店多すぎて、どこがいいかわからない😣幸せな悩み。メイン道路沿いにあった、この店。
君に決めた!醤油ラーメン 600円
スープ飲み干す系。
麺は中太で若干縮れてて柔らかい。
チャーシューはラーメンの邪魔をしない感じ。
しっとりして豚の味も程よく、塩味は薄め。美味しいけど、濃すぎない。スープが!!!めっちゃ好み!
醤油味、澄んでるけどコクがたっぷりな舌の横側をギューっと攻めてくる味。
魚の香りがするのも私好み。高山ラーメンとか、喜多方ラーメンとか、北の方のラーメンが好みなのかもしれない。
私の一番押し、一仁のラーメンもこんな感じだなー。こっちは鳥ベースだけど。美味しかった!
👉 あのスープの澄んだ旨さは今も忘れられない。シンプルで力強い味が、旅の疲れを一気に癒してくれました。
宮城県・気仙沼 居酒屋ピンポン
車中泊をして津波被災地の町々を北上。この日は気仙沼のゲストハウスに宿泊し、夜は地元居酒屋「ピンポン」へ。
地元の海の幸と地酒を囲んだ時間は、心も温まるひとときでした。
2017-10-11 20:00:11
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ゲストハウス架け橋から車で15分。
汽船沼市街の地元居酒屋ピンポンへ連れてきて貰いました。
ゲストハウスのオーナー、社長、スタッフ、同宿の男性、私の5人。
お刺身
カジキマグロ、イワシ、サンマ、カツオ、アワビ、ホタテ、甘エビ、イカ、タコ、モウコ(サメの心臓)、マグロの弁モウコが美味しかった。弾力があるが歯切れは良く、味も濃くてうまうま!
ごま油にお塩で食べた。日本酒がすすむ。
地酒を頂いた。
また、調べてのせよう!沢山話したし、沢山話を聞いた。
話が通じる、心が通じるって楽しい。
👉 人との出会いも含めて「食べることの喜び」を実感した夜。海の幸とお酒、そして人の温かさが最高のご馳走でした。
岩手県・前沢牛
さらに北上し、岩手へ。
ここで待ち受けていたのは、贅沢の代名詞「前沢牛」でした。
2017-10-14 13:00:41
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肉は贅沢品!貧乏旅を長く続けるためには節約は必須!
仙台の牛タンの誘惑には見事打ち勝ち
通り過ぎてきたのに。
ここに来てさらに誘惑が!!前沢牛って聞いたことなかったし。
また出会えるか分からないし(もはや常套句。笑)
好奇心と欲に負けた。。観光地・幽玄洞の案内人さんに聞いたところ
ここが安くておいしいらしい。前沢牛オガタ 味心
0197-47-4129
岩手県奥州市前沢区塔ケ崎102-4 前沢牛オガタ本店 2F
食べログ30分ほど待った。
前沢牛は、
脂も味もあっさり目で
A5ランクです!!!!!
って感じの主張がなくて
美味しかった😋ビーフカレー 900円
肉寿司 800円
炙ってるだけで、ほぼ生。
5mm位の厚さで
生レバーのような食感。
噛めば噛むほど肉の甘みと脂が
程よく出てきて、主張を少なくて上品。
👉 背伸びして食べた贅沢。それでも「食べて良かった」と思える味だった。今思えば、旅のご褒美みたいな瞬間。
岩手県・盛岡じゃじゃ麺
この旅の初めから「必ず食べる」と決めていた盛岡じゃじゃ麺。
念願の味とついに出会いました。
2017-10-14 19:30:06
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盛岡市街に潜入。
メインストリートの雰囲気は
なんばを年齢層18~26歳位に
絞った感じ。なんか、若くてちゃらい
出会いの街って感じで
あんまり好きじゃなかった。お目当てのじゃじゃ麺!
高校生のとき?かな。
県民ショーで見てから
ずっと食べたかったやつ😊これをまぜまぜして
パクリ。
お酢を加えてまたパクリ。
ラー油を加えてまたまたパクリ。
一瞬で食べちゃった。じゃじゃ麺は、麺を食べ終えたら
残った汁や具に卵を割入れて
お出しを入れてチータンにして食べる。めっちゃ美味しい。。
ごちうさまでした٩(*´︶`*)۶
👉 高校生の頃からの憧れが叶った瞬間。味だけじゃなく、夢を現実にした満足感が心に残っている。
まとめ
東北の水が育む蕎麦、澄んだスープのラーメン、海の幸、日本を代表する牛肉、そして盛岡名物じゃじゃ麺。
新潟から盛岡までの道中で出会った味は、すべてが旅の記憶となり、今も心に残っています。